ほとんどの生徒が大学進学を目指しています。また、専門学校に進学したり就職したりする生徒もおり多様な「夢の実現」を図っています。学校としては国公立大学に進学できる学力を身に付けてもらうために大学入学共通テストは全員が国公立型で受験するよう指導しています。
Q&A
前期課程から他の高校に行くことができますか。
中等教育学校は、6年間を見通した計画的・継続的な教育課程を編成している一貫教育の学校であり、単に中学校と高等学校を合わせたものではありません。一家転住などのやむを得ない理由により転学の必要が生じた場合を除いて、途中で退学して他の高校等に進学することは原則できません。6年間在籍することを念頭において入学してください。
入学者の選考は何によって行うのですか。
入学への意欲や目的意識、教育課程への適応性などをみるための検査をします。作文、面接を行い、選考検査の結果と調査書を資料として総合的に入学者を決定します。公立の中等教育学校ですので、国語や算数などの学力検査は行いません。県立中高一貫教育校入学者選抜については、新潟県教育委員会のホームページ資料
(県立中高一貫教育校入学者選抜関連 )を御参照ください。
カバンや靴は指定のものですか。
カバンは指定の背負いカバンを入学時に購入してもらい、前期生の間はそれを使用します。後期生になるとカバンは指定しません。靴は、内履きは指定靴で、靴ひもの色は学年ごとに異なります。外履き(運動用)と通学用の靴は指定しませんので、本人と保護者が相談して、安全で手ごろな値段のものを購入してもらいたいと思います。
制服や体育着はどういうデザインですか。
男子の制服は学生服風のデザインで、女子の制服はセーラー服風のデザインです。いずれも濃い紺色で、6年間を通じて着られるものにしました。前期課程の女子の制服は、健康面を考えて、12月から2月の間はスカート以外にスラックスの着用も可能です。制服はオープンスクールのときに展示しています。
体育着は、水色を基調とした明るいものにしました。耐久性があり、軽くて着心地がよい素材です。短パンは、少し長めのクオーターパンツを採用しています。
給食はありますか
前期課程は、津南中学校と同じ津南町給食センター配給の給食があります。津南町給食センターは平成30年度の新潟県学校給食調理コンクールで優秀賞(県内2位)を獲得し、そのおいしさには定評があります。前期生はランチルームで給食を食べます。なお、給食費は1食当たり約340円(月平均6,000円)です。後期課程は給食がありませんので、弁当を持参するか、業者の弁当を注文しています。
通学手段を教えてください。
徒歩か自家用車以外は路線バス、ほくほく線(JR上越線)になります。
① 一般路線バス・・主に国道117号線を走っている路線バスです。
② 津南町バス・・・津南町在住の前期生が無料で利用できます。後期生は有料利用できます。学校は津南停留所より徒歩約5分です。
③南魚沼市・・・・ほくほく線(JR上越線)と路線バスを乗り継いで通学します。
④塩沢・湯沢地区・・南越後観光バス「湯沢=森宮野原駅」線のバスを通学に利用できます。
学校の部活動にない種目の大会でも参加できますか。
部活動の地域移行に伴い、令和5年度から学校で設置していなくても、地域の活動に参加していて、県の代表や強化指定選手以上の実績や実力を有する選手について、中体連主催の大会に参加できるよう校内に事務局を作る予定です。これは学校が窓口となる形で、あくまでも練習や指導は地域での活動となります。もちろん競技に対する本人の意思が旺盛であり、学業や学校生活に支障をきたさないことが前提です。
部活動の時間はどのように決められていますか。
令和5年度現在、陸上競技部(男女)、サッカー部(男子(女子))、軟式野球部(男子(女子))、バレーボール部(女子)、卓球部(男女)、吹奏楽部(男女)、アート部(男女)、科学部(男女)の8つの部があります。活動日は、基本的に火曜日、水曜日、金曜日の3日間と土曜日または日曜日のいずれか1日です。活動時間は、夏季は17時40分まで可能です(平日)。冬季は、帰りのスクールバスや他の交通機関の時間に合わせるため、部活動の時間は短めになります。短時間で効率の良い練習を目指します。休日や長期休業中の部活動は、生徒と顧問が相談して決めることになります。学習に大きな支障が出ないよう配慮しています。
どんな行事がありますか。
体験的な活動がたくさんあります。入学直後の新入生オリエンテーション合宿や、20kmチャレンジウォーク、体育祭、夏のチャレンジ学習、文化祭、クラスマッチなど、楽しい行事をいろいろと行っています。東北研修、職業調べなどの校外学習もあります。2年生では修学旅行、3年生では国内英語研修を、4年生ではニュージーランドでの海外研修を行います。