前期課程は月曜日から金曜日まで毎日6コマ(1コマは48分)の授業を行っています(ただし、木曜は7コマ)。他の中学校より授業数が多い分は、英語・数学などの授業を増やしています。始業は8:30で、10分間の朝読書や朝テストから学校生活は始まります。終学活が15:20に終わります。後期課程については、火曜日と金曜日は6コマ(1コマは48分)で他の曜日は7コマ授業を行っています。(12月~3月の冬季は、始業・終業時刻は10分遅れになります。)
Q&A
宿題はどのくらい出ますか?
毎日の授業で学習したことをしっかりと定着させるために宿題が出ます。ステージ1(1・2年生)では自主学習を含めて平日2時間、休日3時間の学習ができることをめやすにして宿題が出されます。平日は英語・数学・国語を中心に、休日には社会・理科を加えた宿題になります。『学問に王道なし』。家庭学習をしっかりする習慣づけが確かな学力をつける秘訣です。
数学・英語は少人数指導をすると聞きましたが
中学、高校でつまずきがちな教科は「数学」と「英語」です。津南中等教育学校ではこの2教科について1クラスを2つに分けて20人ずつのクラスで授業を行います。一人の先生が受け持つ生徒数を少なくし、丁寧に指導することで苦手意識をもつ生徒が出ないようにします。学年が進むと習熟度別のクラス編成を行い、それまでは出席番号などで単純に1クラスを2つに分けて授業を行います。
先生は何人いますか。
令和5年度は、校長、2名の教頭、教諭・講師等は合わせて38名、ALT1名、養護教諭1名で指導に当たっています。事務員や技術員などの学校職員もいます。
学校の規模はどのくらいですか。
各学年2学級・80人の募集定員です。平成18年4月に開校し、平成23年度で6学年までそろいました。令和5年4月現在で355名の生徒が在籍しています。次年度の募集要項は10月末頃ころに発表されます。
津南中等教育学校の教育目標は何ですか。
「主体的に学び、確かな学力・豊かな表現力を身につけるとともに、地域社会・自然との関わりの中で思いやりの心を育み、次代を担う人間性豊かなたくましい人材を育成する」ことを目標にしています。「夢の実現」を合言葉に、確かな学力を身につけるとともに、たくましく、礼儀正しく、感性豊かな人間を育てたいと考えています。
中等教育学校のメリットは何ですか?
中等教育学校には次のようなメリットがあります。
- 高等学校入学者選抜の影響を受けずに「ゆとり」のある安定的な学校生活が送れます
- 6年間の計画的・継続的な教育指導が展開でき、効果的な一貫した教育が可能です
- 6年間にわたり生徒を継続的に把握できることにより、生徒の個性を伸長し、優れた才能の発見ができます。
- 大学の先生や様々な専門家による講演会や校外学習、海外研修、学校行事など、他の学校では得がたい経験ができます。
- 中学校1年生から高校3年生までの異なる年齢集団による活動を行うことにより、社会性や豊かな人間性を育成できます。
- まわりのみんなが一生懸命勉強する環境の中で、自ら学ぶ力が鍛えられます。
- 中学校では中学3年の夏で部活動引退となりますが、中等教育学校では、3年生の夏以降も継続して部活動を行うことができます。
どうして中等教育学校ができたのですか?
6年間の一貫教育から生まれるゆとりある学校生活の中で計画的・継続的な指導を行うことによって、生徒一人ひとりの個性や創造性、良い面をじっくりと伸ばせるようにするためです。これによって個性や希望に合わせ、中学校か中等教育学校かの選択ができるようになりました。
中等教育学校は、普通の中学校とどう違うのですか?
中等教育学校は、中学校から高等学校までの6年間を、一つの学校において一貫した教育体制で教育を行う学校です。津南中等教育学校では、ステージ1(1・2年生)、ステージ2(3・4年生)、ステージ3(5・6年生)の3つのステージ(教育期)に分け、6年間を見通し、それぞれのステージに応じた効率のよいカリキュラムを編成しています。修了すれば高等学校卒業の資格が得られます。